思い出語り「ひび割れを覆い隠す太陽光」
想い出備忘録こんにちは、ぽち猫です。
ダヤン君通院生活87日目…今日もよくモゾモゾと動いていたが、奇跡的に一滴も点滴が漏れていなかった(飼い主+スタッフ全員で拍手の快挙)。
「思い出話」は、追記に書いています。
突然ですが…。
私は、自他共に認める“不器用”人間です。
まぁ、どれくらい不器用かと言うと…。
「アンタ等の家庭科の宿題を見た時の“どうしよう感”は、今でも忘れられんわ。」
*私と幼馴染みのAちゃん二人に、“テディベア”の作り方を伝授した母談。
「どういう解釈の仕方をしたら、こうなるんやろうねぇ。」
*まだ認知症を発症していなかった頃、私が持って帰ってきた家庭科の課題を“全て”縫い直していた祖母談。
「婆ちゃんは、ミシンやろ?お母さんが編み物で、私が料理。大叔母さんは、パッチワーク。…で、アンタは何が出来んの?」
*ちなみに従弟Sは“プラモ作り”が出来る、とドヤ顔していた叔母談。
「ぽちちゃん、コレこう切って…。うん、俺がするわ。」
*「ウチの女性陣の中では、ぽちちゃんが一番、ダントツで器用!」と言いながら、絶対に私に“金槌”を握らせなかった元上司(っぽい人)談。
「ぽちさんって、不器用なんですね。私は多分、そんなヘマはしませんね。」
*出会って30分で自分の失敗談を交えて面白おかしく説明をしていた私に、無表情に言い放った元後輩ちゃん談(もう一人の元後輩ちゃんにも、似たような事をオブラートに包まれまくって言われた経験があります…)。
…上記のような事を、本当にいろんな人から言われるくらいには不器用です。
*他にも色々あったのですが、悲しい気持ちになるので省きます。
不器用な人間が真価を発揮する瞬間は、本当に多いです。
…大事に使っていても、物を壊してしまう特性を持っているからです。
私自身で言えば、“大破”させた経験はない(と思う)のですが、それでも小さな“ヒビ”を作る事に関して言えば“天賦の才”を持っていると自負できます。
*参照<崩れたケーキと新しい携帯さん>。
そんな人間が被害を最小限に抑える為に出来ることは、“出来るだけ頑丈な物を探す”事くらいですが…。
世の中、そう上手くは行かないものなのです。
・壊れた携帯ケースの活用法。
――和柄+猫のモチーフ。
今、使っている携帯カバーはとても壊れやすいものです。
携帯ショップで“埃を被った状態”で手渡された時から“嫌な予感”がしていたのですが…。
「…見てみてー!」
「ん?何このボロいケース…。」
「今の携帯のケース!」
「…ふぁっ!アンタ、これ“2個目”やったんちゃうん!?」
「ストラップの重みに耐えかねて、割れてもたらしいわ…。」
…ここまで“軟なヤツ”とは思ってもいませんでした。
*“あの時”、Kさんがカバーを割ってしまった原因もきっと…。
・何が“きっかけ”になるかは分からない…。
――青色ラメ+猫のモチーフ。
「なんやっけ、なんか太陽光で固まるヤツ。」
「…レジン?」
「そうそう。たまにアンタが動画見てるヤツ。」
「それがどうしたべ?」
「可愛いシール巻いて、それかけたら直せるんちゃう?」
「…そんな芸当、出来んもん。」
「そんなん、お母さんがやるに決まっとるやろ?」
「…。」
出来ないとは言え、初めから“選択肢”に入っていないのも辛いものです…。
・練習台は“前の前の携帯”用カバー。
――ミステリアスな黒猫柄。
<材料>
・マスキングテープ…好きな色、好きな柄のものを用意。
・レジン液…“ソフト”よりも“ハード”の方が使いやすい(…らしい)。
・爪楊枝…液を広げる為の“ヘラ”代わり。
・台紙…表面がツルツルとしたものに乗せて作業する為(今回は“クリアファイル”を使用)。
<作業条件>
・天候“晴れ”…レジン液は“太陽光”に当てることで硬化する為(“UVライト”は未所持)。
<作業記録>
・材料準備…約1時間30分(買い出し“1時間”+押入れ発掘“30分”)。
・作業時間…約10分(テープ貼り付け“7分”+レジン“3分”)。
・晴れ…10分(“ソフト”だとネチョネチョする)。
・曇り…30分(少しでも日が射していれば、硬化は可能)。
・室内…窓辺に放置すれば20分前後(カーテンを閉めた状態で作業すると固まらない)。
<結論>
「どう?」
「まぁ、使えないことはない…かな?」
・一度、綺麗に剥がして作り直した…。
――白猫モチーフの“尻尾の付け根”をよく見ると…?
「取れとるがな…。」
「剥がすときに割れちゃったけど、そんなに目立たんやろ?」
「…まぁ、人の携帯なんて見んもんなぁ。」
割れてなければ、それで良い…わりと“適当”な親子の会話でした。
- 関連記事
-
- 思い出語り「紅葉色の日録」
- 思い出語り「ひび割れを覆い隠す太陽光」
- 思い出語り「電算機が記す不死鳥伝説」
スポンサーサイト
コメント