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夢日記 第107夜「お茶会へと誘う蝶」

夢日記「Dream Diary」
11 /10 2019

こんにちは、ぽち猫です。
今日、見た夢は“従弟が「百貨店で購入した商品の返品を、自分の代わりに行ってほしい。」と認知症を患っている祖母に頼むが、その説明が非常に回り諄くて全く伝わっていない”という、妙にリアルな内容のものでした(脱衣所で入浴の準備をしていた私が見兼ねて、タオルを片手に持った状態で諌めに行きました)。

「夢日記アプリ」に投稿する予定だった、“夢”の物語です。




夢の形は、様々だ。
”本”のように頁を捲る事もあれば、“映画”のように展開する事もある。

「…では、始めましょうか。」

そして、自分ではない誰かの“役”を与えられる時があるのだ。


――


ヒラヒラと、美しい蝶が飛んでいた。

影を切り抜いた模様に縁取られた羽は、不思議な色合いをしている。
硝子細工を通した陽光のように、羽ばたく度に幻想的な光を放った。

「きっと、私を導いてくれているんだわ!」

閑散とした住宅街に、一人の少女の声が響く。
大人っぽい声音だが、言動には幼さが目立つ。

「さぁ、行きましょう?」

振り返った少女の左手が、私の右手を掴んで引っ張る。
蝶の行方が気になるのか、追いかけるつもりのようだ。

――何処に向かっているのだろう?

少女は全速力で駆けている(らしい)が、厚底のブーツが重いのか速度は早歩き程度だ。
私はふんわりと揺れる茶色のスカートを眺めながら、少しだけ少女が羨ましいと思った。

「どうしたの?」

「“女の子”らしいな、って思っただけだよ。」

そう言うと、少女は笑う。

「あなたの声、私の考えた“王子様”にソックリね!」

「…そんなに低くはない筈なんだけどな?」

寧ろ、接客中は“アニメ声”と評される事の方が多い。

「“王子様”の声は格好良いけど、別に低い訳じゃないから!」

何かのスイッチが入ったのか、少女は捲くし立てるように“王子様”の設定を語り始めた。
…私にも覚えがあるので否定はしないが、こうなると“創作者”はいつまでも喋り続ける。

「それでね、壮大な物語の終着点が…。」

「…あ、蝶々が居なくなっている。」

少女の言葉を遮り、私は辺りを見渡した。
大きな道路を挟んだ先に、ホームセンターの建物が見える。

「“お茶の時間”だし、彼処の休憩所に寄って行こう!」

「追いかけなくても良いのかい?」

一応、お伺いを立てる。

「何を?」

「…何でもない。」

少女は首を傾げたが、私は笑って誤魔化した。


――


ガヤガヤと騒がしいホームセンター内に設置された、簡素な休憩所(という名の空きスペース)。
値札が貼られたままのテーブルセットに腰掛けた私達は、注文した品々に舌鼓を打っていた。

「綺麗な色でしょう?」

「うん、まるで“宇宙”を溶かしたみたいだね。」

青色の紅茶に息を吹きかけながら感想を述べると、紫色の紅茶を飲み干した少女が指先で口元を拭う。

売り切れている事が多いのだけれど、今日はマカロンが食べれて幸せだわ!」

「…そうなんだ。」

嬉しそうに焼き菓子を頬張る少女には申し訳ないが、私は“味”と“食感”が受け付けないので丁重に断った。

「あぁ、何処まで話したかしら?ずっと、楽しい時間が続けば良いのに!」

カチャカチャとカップでソーサーを叩く少女の前に、私はチーズケーキを乗せた皿を置く。
そして、自分の前にはアップルパイを乗せた皿を置き、フォークで一口分だけ切り取った。

「いつでも会えるのだから、そうガツガツしなくても良いと思うよ。」

あーん、と言えば、少女は素直に口を開ける。

――君が“この世界”に飽きるまで、私は付き合うつもりだからね?

…その後、本屋で“天使”に関する本を少女に強請られた所で、目が覚めた。


ーーここから夢の感想ーー

少女の“好み”には全く賛同できなかったが、何故か頻繁に会っているような気がする不思議…。



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ぽち猫

初めまして、ぽち猫です。
猫とカタツムリと同居中の機械音痴です。

主に夢日記、どう森&ポケモン関連のプレイ日記を書いていこうと思っています。
…思っているだけです。
あくまで思っているだけで、予定はいつでも未定です。

ゆったりのんびり、猫のように気ままなブログを目指して頑張ります。